借りぐらしのコブレッティ

新・極道の妻たちの借りぐらしのコブレッティのレビュー・感想・評価

新・極道の妻たち(1991年製作の映画)
3.7
GYAOにて🧟🧟🧟🧟
前作が「最後の戦い」って副題だったので本作は「新極道の妻たち」です…なんやて⁉️監督は中島貞夫。
ドラ息子に振り回される母親というお話でしたので、これだったら三田佳子にやらせたかったなと個人的に思いました。高嶋政宏の演技がまだまだなのが今となっては微笑ましいです。
本作構図に物凄いこだわりを感じました。左右対称になっていたりと見せ場はそこで一枚の絵画になるような美しさがあり、「007/スカイフォール」をみてるような感覚になりました。桜の下の岩下志麻とかたせ梨乃が歩くシーンはそこだけ絵葉書にして親戚に送りたいくらいの美しさがありましたので、そこら辺もぜひ注目して頂きたいです。
岩下志麻をしっかり立てながらもかたせ梨乃や私の贔屓の本田博太郎にも見せ場があって大変満足しました。