若草

新・極道の妻たちの若草のレビュー・感想・評価

新・極道の妻たち(1991年製作の映画)
4.0
もはや何が始まって何が終わったのかよく分からない新極妻。

開始5分からドアホ息子にイライラしっぱなしでこれは外れかなと思ったけど…
進んでいくうちに、親子である前に極道にならざるをえなかった2人の寂しさが沁みた。
意外と今まで見たシリーズ中で一番好きかもしれない。
ああいうドアホがみんなの苦労台無しにする展開大嫌いなはずなのに…

志麻姐さんの弱いところが初めて見えたのも良かった。
今作もかたせ梨乃との絆が熱い。

街中での抗争やラストもぶっ放しててテンション上がる。
これくらいやりすぎなのがええんや…

一度しか喋る場面なかった前田組組長、極道らしい台詞回しが抜群に上手くて調べてみたら、東映の大部屋俳優出身で仁義はじめたくさんやくざ映画に出てるプロだった。納得。

夏八木勲がいい味出しててさすが。
若草

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