てれ

ドラゴン危機一発のてれのレビュー・感想・評価

ドラゴン危機一発(1971年製作の映画)
3.3
グリーンホーネットのドラマを全話分観る機会があり、カトー役のブルース・リーの華麗さにまんまとハマってしまったので主演の映画も観たくなってとりあえずこれ。

主人公、いい意味でもよくない意味でも純粋だった。喧嘩強いのに周りに流されてしまう気弱なところもあって、人間らしい。序盤は初対面の女の子に恥ずかしがったりして可愛いし、船場で叔父さんを見送る時の少し寂しそうな表情は無垢さがあって、ブルース・リーってこんな表情もするのかって印象に残った。

戦う時の動きは体幹がブレてないし何よりも鋭敏で、一人だけ異世界から来た人みたい。武術については詳しくないけど、ブルース・リーが「伝説」と言われている理由がよく分かる。

あとジャッキー映画サモハン映画を先に観ていたので、今回ジェームズティエンがいい人役でびっくりした。ラムチェンインは撮影当時18歳らしい…若いし可愛い。

ストーリーについては、ローウェイの作風が肌に合わないのでそれまでかな。でもラストシーンは好き。ネタバレはコメント欄に。
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