くもすけ

第七のヴェールのくもすけのネタバレレビュー・内容・結末

第七のヴェール(1945年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ワンカットに固執した画面の連続でつい最後まで見てしまった。ピアノを結構しっかり聞かせ、足の悪いメイソンが陰ながら見守る。アントッドは「恐怖」のひとか。ピアノのボディダブルはアイリーン・ジョイスで、グリーグ、ラフマニノフのピアノ協奏曲は彼女のお気に入りでもあるとか。ラジオドラマにもなっていて、主演はルピノ、バーグマンのがある(アントッドもだけど声だけ聞くと年齢高め)。脚本はシェルショックの兵士にかけた催眠が発想元だそうな。それ聞くとなおのことエンディングが飲み込みづらく、メイソンも気にいってなかったようだ

女性視点回想形式なのだが、話を聞いた医者は昔の恋人をぞろぞろ連れてくる。目覚めた新フランチェスカは階上から3人の男を睥睨し一人を選ぶ。フランチェスカが自らの欲望に従ったのかはたまた催眠状態にあるのか。誰が一番上手くピアノを弾かせられるか、スポコンに精神分析混ぜた変種