ハローダギー

モータル・コンバットのハローダギーのネタバレレビュー・内容・結末

モータル・コンバット(1995年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

公開当時以来、久しぶりに観ました!

ニューラインシネマのマークがでたところからフライング気味に鳴り響くテーマ曲が、絶妙でめちゃくちゃ良いです!戦いになるといちいちかかって盛り上げようとするのも良い意味でチープな感じが楽しいです。

ライデン役のクリストファー・ランパートは、この少し前にはリュック・ベッソンの『サブウェイ』にも出ていて、好きな俳優でした。しかしながら、本作や『ハイランダー』シリーズなど、いまいちヒットしない作品を選んでしまっていて惜しいなあと思います。例えば、俳優カート・ラッセルとかはジョン・カーペンターという監督に出会えたことで、唯一無二の雰囲気があり良いなあと思いますが、クリストファー・ランバートは私の中ではそうした出会いが無かったように思えます。

ラストに魔神の大ボスが出てきたところで劇終になるのも、当時えっ?ってなりましたが、今観ると週刊少年ジャンプの人気が無くて連載打ち切りになって突然最終回を迎えてしまうページのようで味わい深いです。

あと、サブゼロ、スコーピオン、リープテイルが、なぜかぽぽ同じデザインで色違いで、戦い方だけは特徴が違うのも普通の発想に無くて意味不明な味わいがあります。

ストーリーは『燃えよドラゴン』風味もありつつ、どこまでもチープな感じなので、そこをゆるりと楽しめるかが分かれ目な、愛すべき映画だと思います。