メンバー同士のぶつかり合い、バンドを続けることの難しさなど生々しい部分を剥き出しで描いたドキュメンタリー
バンドメンバー大変だったろうなとすら思わせる吉村さんの不器用さと人間臭さが詰め込まれている
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ブッチャーズの曲たちとともにバンド内部の軋轢や絆が描かれている。微笑ましい場面もピリピリした緊張感のある場面も、その後に流れる荒涼としているがどこか瑞々しい音に流されていく。
「俺はアーティストと…
バンドで食っていくということ、それをまざまざと見せつけられる映画。
給料が払えない、今後どうやってバンドを回していくか等、シビアな話をしている側でも吉村秀樹と田渕ひさ子の子供が我関せずといった感じで…
生き様に震える作品かと思いきや否応なく現実を直視させられるリアリズムと、バンドという生き物の特異性が抉り出されていく。
それでも楽曲はどこまでも美しくて…挿入される吉村さんの爪弾くアコースティックギ…
「自分はアーティストとかミュージシャンじゃないんですよね。ただのバンドの人なんですよね」。
情熱大陸に出るような人なら、逆説的に音楽へのこだわりをかっこよく表すセリフになっちゃうんだろうけど、これを…
ファンなら。曲を聴く程度だったから知らないことだらけで楽しめた。
「あと2年で死ぬって言われた」、お酒飲んで体調崩してるのに対して、「そんなんじゃ本当に死んじゃうよ」みたいなシーンがあるのがなんとも…
ブッチャーズを始めて生で見たのは2010年のフジのホワイトで、自然と鳥肌が立った感覚を今でも覚えている。このバンドをリアルタイムで見れたこと誇りに思う。映画はドキュメンタリーっていうよりライブ映像が…
>>続きを読むkocorono 製作委員会