歌うしらみがおりました

ひばりの お嬢さん社長の歌うしらみがおりましたのレビュー・感想・評価

ひばりの お嬢さん社長(1953年製作の映画)
3.0
「16歳の少女が祖父の後を継いで社長になる」という荒唐無稽な話をいとも容易く実現させる軽やかさとスピード感はやはり巧いなと思う。歌を歌えば解決する能天気さ。
踊れば願いが叶うと子供と一緒に阿波踊りのようなフリを踊るサンパチ。後にそれを模倣するマドカとユミコ。いい年の人間がそんなものに半ば本気で取り組んでいると泣けてくる。
しかし一人称がファーストネームの人間とはあまり関わりたくないですね。