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青春ア・ゴーゴーのtunicのレビュー・感想・評価

青春ア・ゴーゴー(1966年製作の映画)
5.0
わーなにこれ超楽しい!わたしも今日からヤング&フレッシュのグルーピーになる!スパイダースに憧れバンドはじめる坊ちゃん山内賢&浜田光夫。二人が駿台予備校に通う途中で遭遇するのは、神田の町中に物干し台からドラムの音響き渡らせる和田浩治に、東販でバイト中の杉山元&木下雅弘。メンバーの出会いからバンド結成まで話が早いのなんの。最初の音合わせでもう演奏できてるのもすごい。「ロックよ、静かに流れよ」でのミッドナイトエンジェルのグダグダ感と対照的。廃墟の教会スタジオ(六本木の夜愛して愛してと同じ?)で出会った飛び入りメンバーのジュディオング、一人だけレベルがダンチ。彼女を迎えてからの浜やんの空気っぷりがなんとも物悲しいし、プロとアマとの違いを諭されるときの納得感にもつながっていく。それぞれの進む道もなんとなく決まり最後の打ち上げ花火のようなフェスでの演奏、その場であっさりと解散してからの梶芽衣子へ向かってのダッシュ。青春っていいな。若くてフレッシュ、ほんとそれだけで素晴らしい。

冒頭のテレビ討論会「エレキは是か非か」ヤング側に浜口さんと五條さん。梶さんのシェーも見逃せない。
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