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セーラー服と機関銃のながののレビュー・感想・評価

セーラー服と機関銃(1981年製作の映画)
3.6
目黒シネマの相米慎二特集。初めて観る『セーラー服と機関銃』。意外となんだこれ…な映画で、眠気も相まって、何とも言えないまま終わってしまった感じ。まさに17歳の薬師丸ひろ子の魅力でもっている、典型的な相米アイドル映画。褒めてます。本当に薬師丸ひろ子が可愛い。ただ、いい歳こいたヤクザの男が、女子高生に母性を求める描写が、今見るとものすごく気持ち悪く映る。二本立てだったので観た『風花』とかなり似ている部分が多くあったので、わざとセット上映にしたんだろうと思う。例えば男が女の体に顔を埋めて「いい匂い…」、歩道橋の上に佇む主人公が紙をビリビリに破いて空に散らすなど、なんか他にもあった気がするけど。
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