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イン・ザ・スープの42のレビュー・感想・評価

イン・ザ・スープ(1992年製作の映画)
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振り回されていると分かっていても抗うことができない、憎めない人。音楽はジョーそのものを表しているみたいだった。おもしろくて楽しいのにどこか寂しげで渋い音楽。

ジョーは確かに強引だけどなぜかジョーの方が利用されてたような気がしてしまう。彼は自ら踊り出てどうしようもない彼らの前に姿を現したのでは?ジョーはきっとアルドルフォじゃなくてもよかった。でもアルドルフォはきっとジョーじゃなきゃだめだった。ジョーには大きな愛があって、それを振りまいている。その愛を受け取る人は少ないけどかかわった人たちはジョーを忘れない。

遠回りすることってやっぱり素敵なことだ。たくさんの思い出や感情が詰まってる。
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