SFと呼んでいいのか迷っちゃうくらい初期も初期の宇宙船と宇宙人😂もうなんだかかわいらしい。
でもいいのです。とにかく、冷戦下のアメリカで、今社会が直面している危機に対して映画を通して声を上げていることに価値がある映画です。平和にしようよ、身を滅ぼすよ、と。アメリカ中心視点なのも目を瞑ります。
決してつまらない映画ではないけど、地球上の武力抗争を止めるためにより上位の武力が宇宙には存在することを知らされるから、今見ると伝えたいメッセージがチープに見える🌝💥
戦争を抑止するために核を持つのとまさに同じ矛盾。核抑止力という考え方がちょうど生まれ始めたころの映画なのかな。
平和にしようってメッセージはいいけど、その辺もアメリカらしい傲慢さが見てとれる🇺🇸
人造兵器であるゴートはゴーレムに似ていて、歩く姿でちょっとウルトラマン思い出しちゃう。中身絶対人間じゃんッていう、愛らしい膝裏の折れ、特撮の動き。
ゴートはナウシカの漫画版に出てくる裁定者としての巨神兵にも似てる。ところで、人間が作った裁定者って機能するだろうか果たして。
宇宙船の内部はSFらしさが光るデザイン。
機能美優先のモダンな感じ。言ってしまえばスタイリッシュでほぼ何もない理科室😂
1950年代映画の未発達な映像技術の愛しさ満載。子供と宇宙人って相性が良いのかな。90分なので全然観れます👌