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ターミネーター2の10000lyfhのネタバレレビュー・内容・結末

ターミネーター2(1991年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

核戦争後の 2029年に生き残った人類と意識を持った機械たちとの抗争を背景に、人類側リーダーのジョンを少年時代に抹殺すべく機械側が現代(1990年頃)に送ったヒューマノイド殺人機械 T-1000 と、その抹殺を阻止すべく人類側が現代に送った旧型ターミネーターとの、LA を舞台にした死闘。前作でヴィランのシュワを、別ターミネーター設定でヒーロー化、序盤で意表をつく。カーチェイス、母の警察病院脱出、中米での骨休め、サイバーダイン社、ラストの製鉄所、と多彩なシーンに、攻殻機動隊を先取った「意志を持ったネット」、アビスで培われた CG 技術が結晶した T-1000、と充実の SF コンテンツ。赤い熱波で人が黒焦げになる、人類の記憶としての原爆体験、「科学者は人類に脅威をもたらす研究をしないべきか」論と、SF 映画の役割もしっかり果たす。1997/08/29 の核戦争を阻止した、てことはジョンは生まれないのでは?の疑問と共に終わっちゃう着地いい。子役演技上手。劇伴はずっと同じ不安げトーン、音楽は前作のがいいかな
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