しろくま

ターミネーター2のしろくまのレビュー・感想・評価

ターミネーター2(1991年製作の映画)
4.1
《1997年8月29日》
30億の人命が核攻撃で奪われたこの日を生存者は〝審判の日〟と呼んだ。悪夢は更に続く。機械との戦争だ。敵の人工知能スカイネットは、2体の殺人ロボ・ターミネーターを過去に派遣。

前作〝ターミネーター〟のミッションは、サラ・コナーという女性を見つけ出して殺すこと。彼女を殺せば、未来の指導者となる彼女の息子ジョン・コナーの誕生を阻止できるってことだったけど、悪役ロボ・シュワちゃんが失敗しちゃうんだよね。

そこで、続編の本作では、少年になったジョン・コナーを殺すことがミッションで、今回派遣されたのは、液体金属のボディを持ち、誰にでも変身できるハイスペックロボで、コマ撮りをしていた前作とは大違いのCGの完成度。前作の大ヒットで製作費がマシマシになったってことね。

彼の殺害を阻止するために未来のジョン・コナーも過去にロボットを派遣するのだけど、それが善玉ロボ・シュワちゃんって何?紛らわしすぎる。オカンのサラ・コナーがトラウマを抱えるほどの恐怖体験をした相手が、今回は味方だよって言われてもね。これって、敵のシュワちゃん型ロボの電子頭脳を善玉タイプに組み替えただけ?

展開は、ほぼ前作と一緒だけど、そんなことが気にならないくらいに面白い。シュワちゃんロボはもちろん、ジョン・コナー少年もサラ・コナーのオカンもグッジョブだね。

視聴メモ:2024.05.06/052/BS:日曜ロード230820放送
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