皆殺しの天使の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 5ページ目

召使いが去ったあと自分達ではなにもできない無力で愚かなブルジョワたちの化けの皮が剥がれていく
理性を無くし疑心暗鬼になりながらもなぜ行動に移せないのか
これまで社会を操っていたブルジョワを不条理に操…

ルイス・ブニュエルの傑作でブルジョアに対する痛烈な批判を映像で巧みに見せており非常に面白い傑作。

こういうシュチエーションを作った事が特に良いし密室状態でのお金持ちの人間性を暴いていて痛快だが実…

こうしちゃいられない。
時計の針は丑四つをとうに過ぎようとしている。
はやくお家に帰らなくちゃ。
みんなさっさと支度して帰りましょうか。
いやいや今宵はどうも、お邪魔しました。それでは。
そう言いな…

初ルイスブニュエル。
ブルジョワジーへの皮肉が、彼の十八番だそうだが、なんとも掴みどころのない映画だった。
やたらと帰りたがる召使い、どうしても外に出られないブルジョワたち、様子を伺いたいのにどうし…

非常に暗喩に満ちた作品だ。

その時代に生きていないので今一腹に落ちてこないけれども、その時代を生きる人々にとっては世の中の理不尽さを重く知らされる作品になっていると思われ、それゆえに名作と言われて…

漂流ブルジョワジー、コルタサルの南部高速道路とかに似てる。登場人部が何故か同じ事何回も言ってしまってたり、解決方法も反復することだしそこに重要なテーマが…とかあんまり言いたくならないくらい普通に笑う…

部屋に閉じ込められた富裕層たちのサバイバル。シュルレアリスム映画に分類されるが、物語の内容がとっつきやすく楽しんで見れる部類に入る。上流階級に対する皮肉な描写はブニュエルの後年の作品群にも共通してい…

ブルジョワ達が何故か屋敷から出られねえ！という話。
彼らは物理的に閉じ込められているわけではなく、謎のパワーが働いているのか、それとも精神的な問題なのか、とにかく誰も外に出ることができなくなる。異変…

ブルジョア、無限の停滞―。

とある邸宅で20人のブルジョアが晩餐会を楽しんでいる。やがて夜が明けるが誰も帰ろうとしない。。。

邸宅から出ようとしないブルジョア。物理的に帰れないというより精神的に…