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皆殺しの天使のMのレビュー・感想・評価

皆殺しの天使(1962年製作の映画)
5.0
ブルジョワジーやカトリックは悪だという基本的な世界観と気が合えば、あとは悪い人たちが大変な目にあうのを観て愉しむ映画。何日間も勝手に監禁されている割には、紳士淑女のみなさんの風貌がそこまで悲惨な事になっていない、このリアリティ無さがブニュエルの大好きなところ。人の内面の汚さを描くのに、描写のリアリティや汚さは不要。
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