Milan

皆殺しの天使のMilanのネタバレレビュー・内容・結末

皆殺しの天使(1962年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

ブルジョア批判が過ぎるなあ…
彼らも人間。ブルジョアを演じているに過ぎない。

チェスの駒だったわけなのか。けどそれに明確な理由はなく、ほんとに純粋にブルジョアの化けの皮を剥がしたかっただけか。

病気の老人は死に、それをクローゼットに押し込め、腐敗臭がたちこめ、不倫で恋に落ちた2人は心中し、家主を疑いだし、そのくだりが作中3.4回はあり、水も食料もなくなった空間で争奪戦が起き、夜這いをする男も出てきて、、、と。

とにかく人間の醜悪な部分が出てくる作品だった。

そして最後は教会でまた同じ状況に陥る。
これは神への批判か?
信仰などないと。

ブニュエルらしい作品でした〜
Milan

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