その夜、ある屋敷で行われたパーティの部屋から”なぜか”出られなくブルジョワたち。彼らは脅迫されているのでも軟禁されているのでもない。ドアだって開いている。それなのに”なぜか”出られないのだ。最初こそ…
>>続きを読むこの不条理を切迫したリアルな状況として描き出すブニュエルの力量。本作独自の法則で物語が進み、それについての説明が一切ないのに引き込まれるんだから物凄い。「アンダルシアの犬」から描き続けた悪夢描写も冴…
>>続きを読む舞台、設定、超好み。鬱屈としてても全部美しく感じる画。
全部の「なんで?」が「なぜならば!なぜならば彼らは金持ちだからである!!」で通せるのは強い。
でもこの作品の良さを人に伝えられるほど、まだ私…
召使いが去ったあと自分達ではなにもできない無力で愚かなブルジョワたちの化けの皮が剥がれていく
理性を無くし疑心暗鬼になりながらもなぜ行動に移せないのか
これまで社会を操っていたブルジョワを不条理に操…
ルイス・ブニュエルの傑作でブルジョアに対する痛烈な批判を映像で巧みに見せており非常に面白い傑作。
こういうシュチエーションを作った事が特に良いし密室状態でのお金持ちの人間性を暴いていて痛快だが実…
こうしちゃいられない。
時計の針は丑四つをとうに過ぎようとしている。
はやくお家に帰らなくちゃ。
みんなさっさと支度して帰りましょうか。
いやいや今宵はどうも、お邪魔しました。それでは。
そう言いな…
初ルイスブニュエル。
ブルジョワジーへの皮肉が、彼の十八番だそうだが、なんとも掴みどころのない映画だった。
やたらと帰りたがる召使い、どうしても外に出られないブルジョワたち、様子を伺いたいのにどうし…