一時期自分の中であったブニュエル ブームがしばらくなかったので彼の誕生日に本作を初鑑賞した。
コンディションが悪いのもあったがあんまし楽しめず、再鑑賞を検討したい。
しかし最近金持ちをぶった斬る…
DVD同封の解説によると、舞台となる屋敷が立っている「プロビデンシア通り」
「プロビデンシア」とは"神意・節理"なのだそうだ。
このことから、使用人たちを搾取していたブルジョア層への天罰的な風刺作…
とあるブルジョワの宴の席で部屋から誰も出られなくなるという異様な不条理劇。
前半、夫人と召使が会話するシーンでテーブルの下からマイクがニョキっと飛び出してしまっているのはさておき、この肌触りは類…
極限状況に置かれ、世間体とか忘れて容赦なく本音を言い続けるブルジョワ達、元の世界に戻っても二度と元には戻れない
出られなくなった建物と外界を自由に出入りする羊たち、神を信じない人々、教会、キリスト教…
2021.9/18
メゾンエルメスで「皆殺しの天使」見ました。
「メキシコ時代に撮られたブニュエル後期の代表作」だそう。「不条理劇の極北」というプログラムに書かれた言葉に深く頷いたものの、そもそもな…
面白かった。なぜか部屋から出られなくなるブルジョワたち。こういう謎の不条理もの好き。色んな解釈ができそう。ラストシーンも気になる。ルイスブニュエルはアンダルシアの犬しか観たことなかったので他のも観て…
>>続きを読むずっと見たかったやつ。
これは…不条理だ…
原因がわからなくてずっとイライラするけど、途中から翻弄されるのを楽しむ映画なんだなって気付いた!
最近のわかりやすいストーリーの映画ばかり見ていると結論を…
ノビレ&ルシアのブルジョワ夫婦が、オペラの終わりに晩餐会を開いた。2人の豪邸に、正装した20人ほどの客が集い、料理の後、音楽や歓談を楽しんで「お開き」の雰囲気となる。が、皆疲れてしまい、なぜか椅子や…
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