悪夢のような戦争が実際に終わったとしても、現場に居た人達からしたら死ぬまでこの悪夢が終わる事はない。
生と死の狭間で揺らぐ思いや後悔、その葛藤がアーティスティックに上手く描かれていたし、結局何のための戦争だったのだろう?と、その無意味さをオシャレな手法で表現していたのもよかった。
ただかなりグロかったり不安定なまま進むので、最後に彼が安らかに眠ったのが救いでした。
今もなおどこかの国ではこの様な被害者が絶えないと思うと心が苦しくなるし、人々は同じ過ちを繰り返し発展していくのかと思うと何とも言えないな…