1990年にアメリカでつくられたエイドリアン・ライン監督作品。旧約聖書の「ヤコブの梯子」をモチーフに夢と現実の間をさまよう男の姿を描いたサスペンススリラー。
ニューヨークで暮らす郵便局員ジェイコブは地下鉄車内で見た夢でベトナム戦争での恐ろしい出来事を追体験し何者かに腹を刺されたところで目を覚まし……。
こういうふうに見せるかぁ。いやぁ薬物実験してるっしょ、なんて呑気に見ている場合じゃない。いや、もう呑気にしているしかないか、我々のほとんどが実験終了しているんだから。信じたくない気持ちはわからないではないけれど……。