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チャイナタウンのせっのレビュー・感想・評価

チャイナタウン(1974年製作の映画)
4.2

ポランスキーの印象結構変わったなぁ。めっちゃ面白かった。

刑事を辞めたのも正しいことをしたかったからだろうに、探偵になっても自分の行動は空回りしかしないジレンマ。最初の浮気調査だって旦那のために調べたけど、奥さん的には最悪の事態を招いただけだったし。

フェイクニュースとか情報リテラシーとか言われる今見たらもうちょっと依頼人のことも調査したら?と思うとこもあるけど。今、この瞬間に知ったことの情報だけで突き進みすぎやねん。

「怠け者の町チャイナタウン」という言葉が、何となくシャロン・テートのために何もしてやれなかった自分とヒッピーの不穏な過激派を放置していた世の中への叫びに聞こえた。
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