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死霊のえじきのpauhのネタバレレビュー・内容・結末

死霊のえじき(1985年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

なんとなく観たつもりが、出だしの大量の手腕シーンからシンプルながらも迫力のあるタイトルカットもかっこよく早々にハートを鷲掴みにされ夢中で楽しめました!
前半はゾンビの脅威よりも人間関係でのいざこざがメインなものの、博士の狂気的な研究や対軍人トラブルの緊張感など後半のゾンビシーンは勿論終始面白かったです。
インパクトのあるカットも多く、序盤の研究施設の顔無し被検体や臓物ポロリなど、後半のゾンビによる豪快お食事シーンも対象が対象なだけに痛々しさ満点の食べられ具合が返ってスッキリする程爽快でした。
頭を容赦なく引きちぎられたりヤケになって爆笑して食べられる様など、ラストのボスの滑稽さに加えて体分断エンドの末最後までプライドを保っていたのもらしくて笑えました。
地味に撃たれた方の手でドアを開けようとして痛がっていたのも面白かったです。
ゾンビ自体も十人十色具合がなんだか新鮮で、花嫁姿のゾンビやピエロのゾンビがいたのもそれぞれにストーリーを感じて楽しめました。
洞窟シーンでのスコップで頭を転がされた後のキョロキョロゾンビや、ゾンビ投入シーンでの降りきる前に飛んでトップバッターゾンビが転んでる姿がなんだか可愛かったです。
前半の人間模様や後半のゾンビ戦までずっと楽しめる、優等生ゾンビ“バブ”の活躍具合も面白い作品でした!
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