俺はこの映画の予告(父親とウルトラマンの映画を観ていたら流れ出した…)のせいで二十歳過ぎるまでほとんどのホラー映画を避けてきたんだ…
ト ラ ウ マ で す よ !
そんな俺だったが、ある日ケーブルテレビで偶然見てしまった『チャイルドプレイ』がきっかけで「あれ?ホラー映画っておもしろいんじゃないか?」とトラウマが裏返ってしまった。
ほぼ毎週ホラー映画を借りてきては見る事が習慣になり、ふと「あの日父親と観た予告は何だったんだろう?」と気になり始めていた。
『壁から出てくる緑色の無数の手』と『柵に囲まれた状況』という記憶を頼りに何となくゾンビ作品にあたりをつけていた…
ロメロの『ゾンビ』を見て「これじゃないか!?」と思ったが、あのシーンは無かった…
諦めかけていてロメロのゾンビ三部作を見ても無かったらもうやめよう、なんて思いながら見たらまさかの『死霊のえじき』じゃないか。
そんな思い出の一作。