1961年 ”小早川家の秋” 監督小津安二郎
脚本 野田高梧 小津安二郎
東宝で撮られた小津映画。鎌倉のかわりに京都・伏見?
あたりが舞台で主なキャストが関西弁を喋るだけでなく雰囲気が少し違…
やっぱり小津はカラーの方が圧倒的に映えると思う。成瀬に対してはそんなこと思わないのに、なぜだ。
いつもの小津作品とは異端のものが多く登場するので、見応えがある。突然の外国人の彼氏や、森繁久弥の芸達者…
こばやかわ ではなく、こはやがわ。
鑑賞二度目。以前はレンタルDVDで観た。ラストの、カラス、橋、に戦慄を覚えた。シュールというか、びっくりした。のを覚えている。今回、平山周吉著『小津安二郎』を読ん…
小津のわりにしみじみ美しいと思わずに済んでしまったけど…それはまだ死についてわたしがあまり意識的ではないからなのかもしれない。
突然の心筋梗塞だったみたいだけど、その兆候は鬼ごっこや隠れんぼで示唆…
関西の話だし、関西人のキャストが多めで良い。
特に中村鴈治郎と浪花千栄子のコンビの会話は聞くだけで、昔の関西弁の心地よさを感じる。
それから新珠三千代も存在感があって良かったが、原節子は印象が薄かっ…