のすけ

シー・オブ・ラブののすけのレビュー・感想・評価

シー・オブ・ラブ(1989年製作の映画)
3.7
バランスの取れた良質なサスペンスロマンスでした。
連続殺人事件の犯人を捕まえるべく、新聞に偽の投稿を出し集まった女性たち一人一人と食事をし指紋を採取していくアル・パチーノとジョン・グッドマン。その中の1人(エレン・バーキン)に恋をしてしまう
アル・パチーノはしがない刑事の役もバッチリこなしてます。
ジョン・グッドマンはこういう役がはまるな〜。

アル・パチーノとエレン・バーキンが並んだときにエレン・バーキンの方が背が高い?と感じて調べたら、アル・パチーノ167cm、エレン・バーキン170cm。アル・パチーノ随分小さかったんだな‥

ラストの人混みを歩くシーンは、数百名のエキストラを使う予定が予算が高すぎて出来ず、まわりの人々はエキストラではないそう。人が多すぎてまわりの人のことなどいちいち気にしないニューヨークだからこそって感じですね。
一般人と肩がガッツリぶつかるシーンがあるが、アル・パチーノは動揺することなくすぐさまエレン・バーキンに追いつき話しを続ける。役者魂を感じるしリアリティのあるシーンになっていたと思う。