STORY ランタナが美しく咲き乱れるシドニー、刑事リオン(アンソニー・ラパーリア)は妻ソーニャ(ケリー・アームストロング)とどちらもティーン・エイジャーの息子2人と暮らす幸せそうな日々の中で、なぜか夫と別居中の人妻ジェイン(レイチェル・ブレイク)との不倫に走る。ソーニャもリオンが何か隠していることを薄々気づき、そのことで悩み夫に内緒で心理カウンセラー、ヴァレリー(バーバラ・ハーシー)のカウンセリングを受けている。ヴァレリーは2年前に当時11歳の一人娘を変質者に殺害されて以来、夫ジョン(ジェフリー・ラッシュ)との間に溝ができてしまっていることを感じている。そんなある夜、帰宅途中のヴァレリーの運転していた車がひとけのない山道でエンスト、道端の公衆電話から自宅のジョン宛に留守番電話のメッセージを残している際中、「ああ、車が近づいてきたわ。手を振って助けを求めるわ」と言って電話を切ったのを最後に、ヴァレリーは失踪してしまい…。