三部作を一気見。
不思議な後味だ。未完だからということではなく、主人公のキャラクター造形があまりにも理不尽なのに魅力があるという点において。
理解が追いつかないが最後までとても面白い。
三部作…
ニヒリストでお馴染み机 竜之助も内田吐夢の手にかかれば人情も芽生えてくる。
こうやって見ると内田監督は人情の人だってことがよくわかる
あとやっぱ内田映画は外に出た時の絵力がエグすぎる。家の中にいる時…
片岡千恵蔵が冷酷な剣術使い、机竜之助を演じる三部作の第一作。
だらしない日常と、果たし合いの重厚感の落差が印象的。
時代劇にふさわしいロケ地の豊富さが今の時代劇と比べると贅沢。
劇伴が、ここぞ…
内田吐夢監督、片岡千恵蔵主演『大菩薩峠』三部作の第一部。
平然と辻斬りを行う冷血漢、机龍之介。
正義感や信念はなく、欲のまま流されるままに生きる。
心優しい盗賊、裏宿の七兵衛。
祖父を斬殺された娘、…
武士の勝負と女の操の巻
千恵蔵大菩薩峠一作目
いきなり冒頭から辻斬りで始まる大菩薩峠
幕末のアンチヒーロー机竜之介とその周囲の人々の人間模様のお話
片岡千恵蔵が出るだけでその風貌佇まいに喋り方や間…
中里介山の未完の長編小説を内田吐夢監督が映画化した「大菩薩峠」三部作の第一作。(1957)
幕末。武州と甲州の境にある大菩薩峠の山頂で、邪剣の使い手、“音なしの構え”の机龍之介(片岡千恵蔵)は、何…
突然に机竜之介が幼い女の子と一緒に旅をしていて一休みしている老人を意味もなく斬り殺すシーンから始まる。これは、主人公はどういう人物なのと思いながら見ることになった。1957年と古い映画なので観客を飽…
>>続きを読む娯楽時代劇。最近の時代劇は感動ものばかりな感じがするけど、こういう娯楽作をもっと作ってほしいな。
音が聞き取りにくいのはストレス感じたけどお話も面白かったし時代劇の様式美って良いなあ。片岡千恵蔵かっ…