アキ・カウリスマキ4作目。
めっちゃよかった〜異様に刺さったのは今とてつもなく金欠だから??わからんけど良かった。
やっぱりアキ・カウリスマキ作品常連の2人の、抑揚がない無表情な会話がクセになる。
それが年相応の大人な恋愛の空気感を醸し出していてとても素敵だった。
さらにそれとは逆に、カティ・オウティネンが走って抱きついたり、「ほんとは怖かった」と言ったり、純粋で若い言動がギャップとなっていて良かった。
あとはジュークボックスが最高だった。
拾ってきただけなのに、「うちでロック聴くかい?」とか言ってみたり、いいムードを出すためにロマンチックな音楽をかけてみたり、ジュークボックスに自信を持ってる感じが最高。
あ、あと最初の襲われるシーン最高に魅力的だったよね。溶接マスクが最高にいい役割を果たしてた。
そんでそんで、寿司のシーン。
日本文化との融和が非常におもしろい。不思議な空気感。クレイジーケンバンドもちゃんと日本的な空気感を作っている。
あと列車な感じは小津みを感じたね。浮草とか東京物語。
これはずっと見れる。
おもしろかったーー