2023-230
夜、暴漢に殴られ重傷を負い、1度死亡宣告を受けたが一命を取りとめた男。病院を抜け出したが外で倒れ、親切な家族の世話になる。しかし頭を強く殴られたせいで記憶がなく、自分の名前も出身地も年齢も分からない。全てを失った男は、色んな人に助けてもらい、ついに自分の正体を知る。
フィンランド語は初かも。
ポスターが古そうすぎて50年代の作品かと思ったら2002年だった(笑)
どちらかというとヒューマンドラマだけどシリアスではなく、コミカルにテンポよく進んでいく。
名前がわからない、自分が誰かわからない、年齢も分からない、どこから来たかも分からない……となるととてつもなく不安になりそう。そして、名前は本人のアイデンティティの一部となっているのかもしれない、と思った。自分が何者か分からないって怖いなぁ。
みんな親切であたたかい。
一応主人公の正体に関する伏線はある。
滑舌の悪い弁護士、なぜかちょっと愛おしい(笑)