敗者三部作の2作目。弱者とされる立場のひとたちの生活やひとりの人としての周りとの繋がりの築きなど
コンテナの中を整えて、より良いふうに生活しようとしているのよかった。暮らしに緊急性をもって必要かというとそうではないけど、部屋にジュークボックスを置く、音楽がある豊かさ。アキ・カウリスマキ映画の劇中のバンド、いつも良いうたをうたっていて好き
親切だと言われて、自分は恵まれているからだと返していたのすごかった。わたしもそういう態度でいたい（このセリフを言わせてるのは皮肉としてかもしれないけどそれは置いておく…）
「こんにちは お元気ですか」に「いいえ ご用は？」と返してるのもよかった。接客業はこのテンションでいいと思う。いつでも元気だと思うなよ
カンヌ国際映画祭の賞の中にパルム・ドッグ賞というのがあるらしく、ハンニバルはそれを受賞しているらしい（他には『ウェンディ&ルーシー』のルーシー、『マリーアントワネット』のモップスなど）
