なんの予備知識もなく鑑賞したんだけど、アキ・カウリスマキという有名な監督さんの作品だったんだ。
出てくる人たちの表情やセリフにあまり抑揚がなく淡々と静かに話が進んでいく。昔の古い映画を見ているような感覚もあり、この独特の作風が印象深かった。
暴漢に襲われ記憶を失った男が周りから助けられていく話で、思いやりのある親切な人たちがいっぱい出てくるのでホッコリ優しい気持ちになれた。
男に悲壮感はなく図々しいくらいなので楽しく見れるし、胸キュンのロマンスもあるし、笑かしにくるシーンもちょいちょいあって良かった(ちゃんと面白かった)。
カウリスマキさんの他の作品も気になってしまったのでさっそくちょっと見てくる!