このレビューはネタバレを含みます
暴漢に頭を殴られ記憶を失った男が、新たな生活を手にしていくストーリー
基本的に登場人物がいい人揃いで良い。難しそうな人も出てくるが、結局は和解できる(主人公のコミュニケーション力とかもあるだろうが)。
汚いコンテナの部屋に一つ置かれたジュークボックスがすごく素敵だし、物語的に大事な場面にも何度か出てくる。
劇中に歌われる曲も雰囲気と合っていて⚪︎
そんなうまく話が進むの…と思ってしまうところは少し気になった
何者でもないような存在でも、努力すれば幸せを掴めるんだなと思える作品。
ネットで繋がりが広がった分、自身の存在を見失いそうになることがあるが、その点この作品は今の人にも響くのではないだろうか。