アキ・カウリスマキ監督の敗者三部作の二作目で、底辺の生活の中にも独特のユーモアが溢れる個性的な作品だ。
まずヘルシンキにやって来た虚ろな目の男が暴漢に襲われる場面から物語は始まる。
病院に運ばれた男…
頭殴られて全財産入った財布盗られる出だしは真夜中の虹と同じ。治安悪い、でもクルマとか無造作に停めてても大丈夫なのは治安良さそう。倒れてる彼からブーツ盗む人もいるし、助ける家族もいる。大体は助ける人が…
>>続きを読むアキ・カウリスマキ監督作の鑑賞は、先日観た「浮き雲」に続いて2作品目。同監督の「敗者三部作」といわれる作品群の2作目でもあります。
暴漢に襲われて重傷を負い記憶喪失になった男の、その後いろいろある…
アキ・カウリスマキ監督の敗者3部作の2作目。
暴漢に襲われ記憶喪失になった男の人生の再出発。
クレイジーケンバンドのハワイの夜が流れて寿司と日本酒が……。
しかしカティ・オウティネンさんて不思…
年季の入ったカティ・オウティネンは鏡も見ずに不器用にマスカラを塗る。
そして、口から飛び出す「初恋の人」というパワーワード。
カウリスマキを順に追っかけてきた人間としては、これにキュンとしてしまう…
カッコよ過ぎる。
「枯れ葉」からの、
「浮き雲」からの、
「過去のない男」。
始まりにビクついたけど、
結局、私が観たカウリスマキ監督の3作中、
クスクス、ムハハ以上の1番笑えた感&素敵ストーリ…
『人生は前にしか進まない』
ー日本ポスターのキャッチフレーズ
暴漢に襲われ記憶喪失で一文なし,という 辛苦の連鎖だけど,なぜかクスッと笑える アキ監督の世界観。恋に落ちた女性は社会福祉のお堅い…
暴漢に頭を殴られ記憶を失った男が、新たな生活を手にしていくストーリー
基本的に登場人物がいい人揃いで良い。難しそうな人も出てくるが、結局は和解できる(主人公のコミュニケーション力とかもあるだろうが…