恥ずかしながらカウリスマキを初鑑賞。ヘルシンキに出てきたばかりの中年男が、公園のベンチで暴漢に襲われ、お金も記憶も失ってしまう。
自分の名前も分からない彼が、都会のかたすみで、たんたんと生活をとりも…
暴漢に襲われ記憶を失くした男の話だけれど、いかにも、というドラマチックな展開はない。彼は特にその事実を恨むこともなく、ごく自然に新しい生活を築いていく。
人がみんな親切でほっとする。みんな生真面目で…
優しくて淡い作品です。貧困層の人たちの生活が静かに豊かに動き出します。どの人形も色があり等しく味がありますね。いいなあ。コンテナに音楽に車にスーツに。控えめだけどとても鮮やか。過去のない男は静かに前…
>>続きを読むカウリスマキの映画がこんなにもお洒落だったとは…。フィンランドとゆう(私にとっての)遠い異文化の中での過去(記憶)を失くした男の異世界まったり奔走、とても美味しい。画面いっぱいに素敵な色が配られてい…
>>続きを読む2014.8.19 DVD
人生捨てたもんじゃない、と心の底でじんわりと感じられる作品。
夜の公園で暴漢に滅多打ちにされ過去の記憶を失った主人公。全てを失い人生を一からスタートするが、行く先々で困難…
やっぱこれよね!
今回もボロボロの主人公。
いつにもましてボロボロ。名前すらない。
まったく何もない主人公だが、コンテナを掃除し、生活を始める。
どんな暮らしだろうが、けっして不満を言わず、誇りと愛…