「礼には何を?」「おれが死んだら情けを」
鏡も見ずにマスカラをするカティの女心よ。
本当にカウリスマキの映画に出てくる人々は心が折れない。記憶と全財産失った主人公の行動力、私の5000倍くらいある。…
初めてカウリスマキ作品を観た。フィンランドの映画が見たいな〜と思って、かもめ食堂にも出てた無口男マルックペルトラさんが主演だったのでこの映画に。ここでも無口でした。
登場人物は全員暗いし感情も見えに…
過去のない男。
でも、その男はとても優しい男だった。
タバコの吸いすぎだから、体に気をつけて欲しい所だけど、この俳優さん亡くなっていた。残念。
映像と音楽が優しくて、北欧ってこういう映画多いの…
このレビューはネタバレを含みます
『人生は前にしか進まない』
ー日本ポスターのキャッチフレーズ
暴漢に襲われ記憶喪失で一文なし,という 辛苦の連鎖だけど,なぜかクスッと笑える アキ監督の世界観。恋に落ちた女性は社会福祉のお堅い…
「木は落ち葉を嘆くかしら」 というのがテーマな気がする。
環境もあろうが、貧乏人も警察も皆タバコを吸う。弁護士に葉巻を渡される。
記憶つまりそれまでの自分の人生すべてをなくしても、いま生きている…