このレビューはネタバレを含みます
『人生は前にしか進まない』
ー日本ポスターのキャッチフレーズ
暴漢に襲われ記憶喪失で一文なし,という 辛苦の連鎖だけど,なぜかクスッと笑える アキ監督の世界観。恋に落ちた女性は社会福祉のお堅い…
カウリスマキ監督の敗者三部作の②を鑑賞。カンヌ映画祭でグランプリの作品。カンヌ映画祭のセンスが最高。
カウリスマキ監督の感性は日本の心も持ち合わせている気がしていたけれど、本作では日本文化も。やっ…
原題『Mies vailla menneisyyttä』(2002)
監督・脚本・製作 : アキ・カウリスマキ
撮影 : ティモ・サルミネン
編集 : ティモ・リンナサロ
音楽 : レーヴィ・マデ…
おやじ狩り的な暴漢に襲われて、記憶を失ったおじさんが、
貧困コミュニティの中で生活し、おばさんに恋をするといったお話。
時代設定は、金属製のオシャレな便器や、
医療器具などを見るに現代なんでしょう…
■カウリスマキ監督の色彩やストーリーが好み〜♡■
色彩がとてもいいですね〜♡
やはり、私好みの監督さん。
『かもめ食堂』に出演していたマルック・ペルトラ氏。
今回、記憶のない男役とし…
最高でした。コンテナに住む人たちがいいです。口の悪いハンニバルの元飼主の警官が最高でした。暴漢に襲われて記憶をなくした男のその後です。溢れるユーモア、排除される演技、漂うペーソス、セリフに依存しない…
>>続きを読む暴漢に襲われて、記憶喪失の主人公。残っている記憶は、映画が始まってからのモノだけなので、観客は彼と同じ立場で生き方を探っていくことになる。
ヘルシンキの片隅で、干渉し過ぎないくらいの関わりで助けあっ…
初めてカウリスマキ作品を観た。フィンランドの映画が見たいな〜と思って、かもめ食堂にも出てた無口男マルックペルトラさんが主演だったのでこの映画に。ここでも無口でした。
登場人物は全員暗いし感情も見えに…
過去のない男。
でも、その男はとても優しい男だった。
タバコの吸いすぎだから、体に気をつけて欲しい所だけど、この俳優さん亡くなっていた。残念。
映像と音楽が優しくて、北欧ってこういう映画多いの…