鎌谷ミキ

レオン 完全版の鎌谷ミキのレビュー・感想・評価

レオン 完全版(1994年製作の映画)
5.0
【I love you,Leon.Me too.】

生涯ベスト。誰がなんといっても、揺るぎのない一本。愛してます。昔書いた『レオン』レビューも参考に。

もうレーザーディスクでもビデオデッキでもないので、擦り切れるほど観たという表現は正しくないでしょうが。

私が本作を観たのが、ギリギリ映画館なのです。リバイバル上映だったのでパンプが買えず、取り寄せました。当時、通販か映画ショップ(今も京都にあるのかなぁ)しか買えませんでした。めちゃくちゃ高騰していたことを覚えています。
そう、実家に眠っています。本棚にそっと。実家の壁にはまだレオンのポストカードが飾ったままのはずです。

それから「リュック・ベッソンの世界」という、そのままのタイトルの本を購入するぐらい好きで、好きでベッソン監督が。『フィフス・エレメント』は高校生料金でした(また見直してもいいかもしれない、トキメキ要素多いから)

で、本作です。多分、英語のセリフまでなんとなくわかるっていう作品は本作ぐらいしかないんじゃないかな。私のバージョンのマチルダの吹き替えは久川綾さん。それから、ナタリー・ポートマンの声を聞くとビックリしました。そうか、こんなに幼いんだって。

レオンの孤独(ジャン・レノのベスト演技で間違いない)、マチルダの悲しみ(当時の彼女じゃなければ醸し出せない)、スタンスフィールドのイカれ具合(どのゲイリー・オールドマンを見ても思い出すんだよな)

オープニングの大自然から、レオンとマチルダが住んでいるアパートに寄っていくアングルから(あえて見ないで書いてます)ぞわっとします。

完全版になって見どころはいっぱいあるのですが、今では完全NGなマチルダの告白が一番ですかね。実は違う流れがあったそうな。そっちだと、ベッソンの暴走になってしまってたので、本作の流れでよかったんだと思います。

ざっとそんな感じかな。見なくても書けるもんだね。しっかりとした記憶があれば。

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『まともじゃないのは君も一緒』のレビューで触れてますが、私はマイノリティです。そのことでリアルで問題がおこり、かなり凹んでおります。コメント返信が止まってるのは、このためです。

ここはマイノリティの私でも快適に過ごせる、映画好きに紛れこめる、そんな大切な場所です。

こんなに交友範囲が広がったきっかけは一人のフォロワーさん、いつもコメントをくださってこの場を借りて感謝しております。勿論コメントだけじゃなく、いつもレビューを拝見してくださるフォロワーさまにも。

マイノリティにとって、居場所は大事です。それがなければ、私はとっくに三途の川の向こうまでさまよっていたことでしょう。
マイノリティが何かまでお伝えしなくてもきっと、あれやこれやと想像してくださることでしょう。映画で養われてるイマジネーションで。

ということで、連投を止めます。私のことなのですぐ戻ります、きっと。それだけお伝えしたかっただけなのです。レオンも好きですけどね、はい。ツイッターなら呟きで片付けられるんですけれど、これしか手段がなく…

追記:フォロワーさまの大事なコメントを消すわけにはいきませんので、レビューを消さないことにしました。
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