このレビューはネタバレを含みます
完全版観たいと思っててようやく視聴。
本来こちらがオリジナル版になるんだよね。
1994年の映画。
レオンはマチルダの存在のおかげで、誰かの為に生きるという人間らしい感情を持てて幸せだっただろう。
最後のシーンは凄く悲しかったけど、見事な復讐だった。
でも。マチルダが復讐心に燃えなければレオンは死ぬ事にはなら無かっただろうと考えるとレオンだけが死んでしまうのが腑に落ちない気もする。
映画だからそんなものだろうけど。
そして店主は本当にレオンのお金を貯めてるのだろうか?
銀行より安心だと言っているが、マチルダを遠ざけている時点でイマイチ信頼出来ない。
完全版では、マチルダとレオンの間に男女の愛の表現があるが、この描写は本当に必要だったのかな。劇場版でカットされたのは当然だと思う。
お互いに身寄りの無い者同士が大切な存在になったというだけで良かったんじゃないかな。
40オーバー?と12歳の少女の愛の表現はダメでしょ。
ジャン・レノもカッコいいし、ナタリー・ポートマンは当時
マチルダと同年代ながら、トップレベルになる貫禄充分で素晴らしい演技と美貌。