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レオン 完全版のちのネタバレレビュー・内容・結末

レオン 完全版(1994年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

以前某SNSで『レオンはペド系統の作品であんまり好めやん』みたいなコメントを見かけてしまって(うろ覚えやけど)、いらん先入観でめっちゃ警戒しながら最後まで見たけど、自分にとってはそういう作品じゃなかった。
レオンは一回もマチルダのこと性的な目で見てなかったと思う。マチルダのレオンに対する『愛』も、初めて出会えた信頼できる、愛のある大人に対する親愛と恋愛がごっちゃになってしまっとるように感じた。子供やからって色眼鏡で見てしまったらいかんのかもしれんけど、性愛と親愛、愛と背伸びの区別が心の中でついてなかったんじゃないかなあ、と。二人には新しい形の家族として幸せに生きてほしかった。最後の数十分『レオン死ぬな』ってずっとぶつぶつ言っとったよ。地に根を張って暮らしたかったレオンが初めて日のもとに出る直前にヤク中クソ野郎に足止めされてしまった場面が本当に悲しかった。マチルダに会う前のレオンなら足音と撃鉄の音で気づいて、何か反撃ができたもしくは攻撃をかわせたかもしれんけど、あの時のレオンはマチルダとの新しい人生のことで頭がいっぱいやったんやろうなあ。

ヤク中くんどっからどう見ても麻薬取締官には見えやんかったんやけど、あいつも麻薬で美味しい汁すすってますよね?プラスあいつも麻薬にどっぷりですよね?マジであの麻薬取締局ほんまに腑に落ちん。

ナタリーポートマンは世界の宝やと思った。美しすぎる。
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