凄腕の殺し屋・レオンと家族を殺されてレオンのもとに転がり込んだ12才の少女・マチルダの純粋な愛と復讐を描いた作品
ずーっといつか観ようと
思い続けてた指折りの名作が
劇場公開されてることに感謝して鑑賞
これは...めちゃめちゃ名作やなぁ...
心惹かれる名シーンが詰まってたし、
映像もセリフもお洒落やし、
演出も音楽もファッションも素敵やし、
アクションシーンの緊迫感凄いし、
クスっと笑えたりほっこりするシーンや
切なくて胸がジーンとするシーンもあって
ラストは悲しい感動でめっちゃ余韻残った
言葉では上手く表せられないけど作品の纏う
空気感が唯一無二のもので魅了される
メイン3人それぞれがめっちゃ役にハマってて
ゲイリー・オールドマンの魅力も凄まじい
「もう大人よ
あとは年を取っていくだけ」
『俺は逆だ
年は取ったが大人にならないといけない』
年齢差とかどうでも良くなる程
2人の強い愛に心震わされた
レオンがマチルダを1人の女性として
愛してたのかははっきりと分からないけど
2人が深く愛し合っていたのは確かやね
好きな人と一緒にいたいとか、
好きな人の真似をしたいとか、
好きな人を守りたいとか、
そんな愛の形を大袈裟にではなく、
丁寧にシンプルに描いてるのが素敵
だからこそラストは2人が生きて
一緒に暮らすことだけを切に願ったけど、
撃たれたレオンの倒れゆく視線が
悲しくて切な過ぎて胸が締め付けられた
「OKと言うな、OK？」
『OK』
「よし」
ジャン・レノ演じるレオンが大好き
殺し屋やから善人ではないねんけど、
その過程には悲しい過去があったし、
ルールを守って生活してるし、
仕事に関しては賢く強いのに、
普段はちょっと抜けてる部分もあって、
レオンが時折見せる子供のような
あどけない表情にキュンとさせられた
台所から豚を持ってくるシーンとか
ジーン・ケリーの映画を見るシーン大好き
「私が欲しいのは、愛か死よ」
可愛くて美しくて妖艶で
賢くて強いマチルダが魅力的すぎる
12歳の少女が家族を失ったら
普通はどう生きて行くか考えたり、
復讐する考えに至ったりせず、
悲しみに暮れちゃうもんやのに強いよね
「助けたからには責任がある」って
レオンを説得するシーンは確かにその通りで
その大人っぽさ、賢さにハッとさせられた
レオンの名前を聞いた時の「かわいい名前ね」と
レオンの職業を聞いて「かっこいい」って
言うシーンは自分もドキッとした
植木鉢抱えてNYを2人が歩くシーンとか、
モノマネゲームするシーンとか
水をかけ合うシーンとか、
ジョギングする人で銃の練習するシーンとか、
初めてマチルダが人を撃つシーンとか、
マチルダがレオンに愛してると告るシーンとか、
レオンとマチルダでなにかしたり、
会話するシーンは全部全部大好き
主題歌の『Shape Of My Heart』が沁みる...
「大地に根を張って暮らしたい
決して君を独りにはしない」
