このレビューはネタバレを含みます
映像が綺麗で、音楽もいい、そんなオシャレな映画。
序盤のゴーストタウンを主人公が徘徊するシーンなどは個人的に好き。
ただ、残念ながらそこまでストーリー展開に魅力を感じることが出来なかった。
とくに最後。
もう主人公たちも、軍人たちを惨殺するという十分に狂った行為に及んでいるのだから、彼等が助かるのは人間の潜在的な狂暴性や狂気を「仕方ないよね!」と肯定している気がした。
そうすると、軍人たちだけが罰せられるのはおかしいから、主人公たちも、最後は凄惨に終わってもらいたかった。(DVD版END)