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パッション
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『パッション』に投稿された感想・評価

netfilms

netfilmsの感想・評価

3.6
 紀元1世紀のエルサレム、青々とした月の下で男は1人祈る。1時間の見張り中にも関わらず、仮眠を取っているペトロ(フランチェスコ・デ・ヴィート)とヨハネ(フリスト・ジフコフ)に師であるナザレのイエス・キリスト(ジム・カヴィーゼル)は静かに語りかける。「誰かが私を裏切ろうとしている」、大司祭カイアファ(マッティア・スブラージア)に銀貨30枚でキリストの居所をリークする十二使徒の一人であるユダ(ルカ・リオネッロ)の裏切り。空中を浮かぶ銀貨は床に叩きつけられ、バラバラに崩れ落ちる。松明を持って林の中に現れたカイアファの軍勢、やがて捕えられたペトロとヨハネは私がキリストであると嘘をつき、イエス・キリストを逃がそうとするが、弟子たちの苦しみに耐え切れずに捕えられ、市の城壁の内に連行される。夜の裁判でカイアファはイエスに救世主なのかと問い肯定したイエスに対し、冒涜者だと宣告する。神を冒涜し、ユダヤ教体制を批判した罪により、ローマ帝国へ反逆者として移送されたキリストの扱いに総督ピラト(フリスト・ショポフ)は苦悩していた。

 イエス・キリストの受難を描いた映画には、27年のセシル・B・デミルの『キング・オブ・キングス』やニコラス・レイによる61年のリメイク作、ヘンリー・コスターの53年作の『聖衣』やウィリアム・ワイラーの59年作『ベン・ハー』などがあるが、今作の肌触りが最も近いのはマーティン・スコシージの88年作『最後の誘惑』だろう。イエス・キリスト(ウィレム・デフォー)とユダ(ハーヴェイ・カイテル)の危うい関係性から磔にされるまでのキリストの姿を描いた『最後の誘惑』でスコシージはキリスト教徒の批判に耐えてまでも自分の撮りたかったキリスト像を具現化した。メル・ギブソンもスコシージ同様に熱心なカトリック教徒として知られており、構想から12年もの歳月を費やし今作を製作する。今作を最も印象づけるのは、キリストの生い立ち部分や奇跡の描写を排し、キリストが磔刑になるまでの12時間に焦点を当てていることにある。同時期に死刑を宣告されたバラバとの二者択一、デュスマス(セルジオ・ルビーニ)とゲスタスの心底陰惨な暴力はスクリーンを直視するのが憚られるほどで、拷問に次ぐ拷問は流れ出る血液の描写以上に、骨を断つような痛みに満ちる。実際に今作を観た観客がショック死した例もあるように、イエス・キリストの拷問・暴行シーンには賛否両論分かれた問題作でもある。
ほーく

ほーくの感想・評価

3.2
【我田引水】

私の好きな言葉です
得意です

まずはご報告
本日、なんとフォロワー数が1000を突破しました
特定は可能ですが、何もプレゼントできないので該当者はひとりこっそりガッツポーズしといてください

というか、昨日一日で約50人増加ですよ
恐るべし、マーヴェリック効果

改めて、皆様に厚く御礼申し上げます
これからもよろしくお願い申し上げます
また、フォローはされておりませんが、いいねくださる方々も存じ上げております
引き続き、ご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます


さてさて、Wikipediaから。

ミラノ勅令(ミラノちょくれい、ラテン語: Edictum Mediolanense)は、313年にローマ皇帝コンスタンティヌス1世(当時は西方正帝)とリキニウス(同・東方正帝)が連名で発布したとされる勅令である。一般に、全帝国市民の信教の自由を保障した内容とされるが、この勅令の実在そのものや、真の起草者について疑問視する研究者もいる。

とまあ、高校で世界史を学んだひとなら覚えているかな

さて、なんでこんな話?

そうです、記念すべき313Marks達成記念です
ありがとうございます!

なかなか、真近で採用出来そうなタイトルが見つかりませんでして…

数あるキリスト教を扱った作品の中から印象深いものを選びました

この作品で得た知識は、「パッション」とはキリスト教的にはイエス・キリストの受難を指すってことなんですよね

私、バッハのマタイ受難曲、好きだし

ということでした

メル・ギブソンさん、『マッドマックス』シリーズや『リーサル・ウェポン』シリーズは好きだけど、歴史ものは苦手〜

ってネタを仕込んでたのに、忘れててもう313Marks突破してるの草┐(´д`)┌ヤレヤレ
ろっち

ろっちの感想・評価

4.0
キリストの話。
イエス・キリストが処刑されるまでの12時間を描く。
弟子や民衆から尊敬を集めるイエスを疎ましく思った当時のユダヤ教の権力者、主にパリサイ派はイエスがメシアを名乗る事など神を冒涜しているという罪を捏造し捕縛させたのだった……ってあらすじ。
面白かった。目を逸らしたくなるほどリアルに描かれる。歴史や宗教的話が好きな人なら説明要らずのストーリー。メルギブソンさんのこだわりで字幕箇所も指定されている。セリフもアラム語とラテン語のみで、各国の吹き替えも無し。世界観と当時の残虐性が入って来た。イエスキリストのメルギブソンさん流の解釈映画です。
まぁ多くは語るまい(笑)

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