『俺たちに明日はない』の脚本家コンビらしいアメリカン・ニューシネマ的な風味を持った西部劇。新しい時代の若者たちによる脚本を、マンキーウィッツ、カーク・ダグラス、ヘンリー・フォンダら百戦錬磨のベテランがガッチリと固めています。
ダグラスとフォンダの2ショットなど、それだけで壮観というもの。
そして、肉体派のダグラスは本作でも惜しげもなくその裸体を誇示してみせます。その引き締まったお尻は『ターミネーター2』のシュワルツェネッガーと双璧を成す、映画史に燦然と輝くお尻です。
鍛え上げられた男の裸で画面を満たすこと、それは言わば、健全なハリウッド映画の伝統なのかもしれません。