豆つぶ

初恋のアルバム 〜人魚姫のいた島〜の豆つぶのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

チョンドヨン主演の『初恋のアルバムー人魚姫のいた島』(原題は『인어공주(人魚姫)』って映画を見ました。2003年の映画です。
タイムスリップ恋愛物で、若き日の母をドヨンさんが演じてます。現在の母親はコドゥシム(無作法で粗野な垢すりアジュンマ)、母の初恋の相手はパクヘイル(爽やかで本当に素敵な郵便屋さん)、現代のドヨンさんの彼氏はイソンギョン(あの時からいい声)と、大スターだらけ。父母の初恋の描写がリリカルに描かれてて、切なくて2回も連続で観てしまいました。
 読み書きのできない母に、優しく根気よく読み書きを教えてくれる父。今の二人からは想像できないけど、こんな時間もあったんだなって、二人を応援したくなりました。ちゃっかりしてる弟もかわいい。具合の悪くなった母を思い、何にでも効くという海の水を夜の海に取りに行く父の思いなど、二人の想いが丁寧に積み重ねられていくのをみるのが楽しかった。
 昔の済州島の素朴な風景や海辺の日の入りのシーンも忘れられません。
「おばあちゃんの家」や「初恋の来た道」と並ぶ好きな映画になりました。
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