授業で扱うらしいので先に鑑賞。『ジャンヌ・ディエルマン…』っぽさがあるなと感じた。エイダにとってピアノは「声」であったはずなのになぜそれを海に捨てたり、序盤と比べて明らかに愛着を失ったんだろう。ベイ…
>>続きを読む「一回来るごとに鍵盤が一つずつ君のものになる」
名作って、やっぱ名作なんだな。
絵画みたいな陰影の映像にピアノ音楽が合わさって、圧倒的アート体験。
物語も、現実的に考えると絶妙にキモくて共感不可能…
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ポスターのイメージと裏腹に、ピアノとは対極の存在とも言える民族やロケーションが出てきて面食らったが、分かり合える(愛し合える)相手とそうでないものの差は生まれや育ちに関係しないということを理解するに…
>>続きを読む狭い世界で、とぐろを巻く互いの欲。
前見た時は旦那にかわいそうですね…としか思わず。改めて過程はひどいものだが、人生の決別譚と見て。(けれど結局男のエゴにしか振り回されていないところは置いておいて…
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ピアノ、鳴ってるな〜〜〜〜!!!映像の先にある物語から出る音が、狂気で、愛おしくて、こっちまで狂ってしまいそうな力に満ちていて、凄いものをみてしまった。ピアノの旋律から世界がみえる、物語の感情から世…
>>続きを読む初鑑賞。
官能的と言えば聞こえがいいけど、危うくAVになるところを(?)、娘ちゃんの可愛さでバランスを保っていた気がしないでもない。
私には、この映画を咀嚼する経験値がまだ足りなかった(笑)
エイ…
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エイダは逆にピアノに縛られていたのかもしれない。そのピアノとともに自身も海に沈んでいき、その後ピアノの束縛から身を解放し海面へ泳ぎ出たエイダはある意味で生まれ変わった前とは別のエイダなのだと思う。こ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
映画館の4K上映を狙っていたのに、ラルクロスに浸ってる間に終わってしまい配信で鑑賞。
途中、ラストタンゴインパリ的な不快さを感じてこの作品無理かもって思ったけれど、最後まで観たら印象が変わった。
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