婚姻関係になったからといって愛がそこにあるかはわからない。自分の方に愛が完全に向いていないとわかってしまったのに引き留めようとしたのはめちゃくちゃ惨めで哀れ。
娘が、セックスを婚姻関係にある人の…
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軽い気持ちで見に行ったら結構重たいストーリーで面食らってしまった。エイダが弾くピアノ曲はアナクロで、あの時代にしては不自然な旋律が不気味さを増す。あの曲は彼女が習ったものなのか、それとも即興で弾いて…
>>続きを読む2024.59本目
エイダがベインズに惚れたポイントがいまいち掴めない。あんなに大事にしていたピアノを利用して近づいてきた変態に、調律してもらっただけで簡単に心開いちゃうの?うそやん……
情景と音楽…
・とてつもなく強い意志がまずあって、それに周囲も本人も振り回されている、と言う構図が面白い
・そしてその自由な「意志」と言うのは倫理や大義とも別軸だし、良い結果と繋がってるわけでもない、というリア…
映像美とピアノ音楽の美しさが素晴らしい。脚本の素晴らしさとそれを支えるエイダの美しすぎる演技に、映画としてのデキが良すぎた…何回でも見直してエイダの心の機微を感じたい、そんな作品。個人的には好みな作…
>>続きを読む30年ぶりくらいに鑑賞。映像と音楽はずっと記憶に残っていたくらい本当に美しい。特に浜辺のシーンは、何度も見返したい。
旦那がちょっとでも無理をして、浜辺について行って、エイダのあの演奏や笑顔を目にし…
ハーヴェイカイテルのピアノを弾く彼女をみる目つきがきまってる感じで狂気じみてるなって思ってみてたら、純粋に感じたことのないほどの愛情だったのかと安心した。
あれってこういう意味だった?って誰かとぐだ…
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(1) 《声》の喪失は、ソウルメイト(フローラの父)との別離のトラウマだろうか。《声》の代わりに、ピアノが、世界との、他者との交信や表現の媒体となった、エイダ。ピアノを海岸沿いで弾く際の、解放的な表…
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