シリーズ第2作目。
終戦から3年後のゲンの状況を描いた物語。
原爆が投下されて3年経った広島でゲンに浮浪児の仲間が出来る流れ。
この浮浪児の政たちはアニメ版のオリジナルキャラとのこと。
生きるか死ぬかの状況でさらに親が居ない子達は悪どいこともするしかないですよね。
それも含めての“戦争”だと認識するには良い勉強になると思う。
そんな中、政の妹が負うケロイドに対するゲンの表現が涙を誘う。
“黒い雨”などの放射能の後遺症も描かれ、1発の核爆弾の恐ろしさが分かります。
「はだしのゲン」は後世まで残さないといけない教材だと思います。