Byleth

おしゃれキャットのBylethのレビュー・感想・評価

おしゃれキャット(1970年製作の映画)
4.2
ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ長編アニメーション映画第20作目
日本ではマリーが主役とイメージされがちな本作だが、主人公はあくまでもダッチェスとなっている。
私は存在自体は知っていたものの、実際に映画本編を観てみるとダッチェスとトーマス・オマリーよりマリーが主役としてイメージされる理由も何となくわかった気がする。恐らくだが、作中では主人公ではないけどキャラクターが可愛くてマスコット的存在だからよくグッズも作られているって感じがする
ウォルトの死後に制作された作品とはいえ、当時ナイン・オールドメンと呼ばれる優秀な人材が亡きウォルトの意志を継いで魅力的な作品を作っていた事を改めて実感していた。現に作画も荒々しいとはいえ丁寧に作り込まれているし、猫の描写も素晴らしかった。
ピクサーの『レミーのおいしいレストラン』と同じくフランスのパリが舞台だが、レミーと少し違ってて古き良きパリって印象を受けたし、音楽も作品のファンから支持されるのも納得だった
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