3歳で自らの意志で成長するのをやめた男が主人公。
第二次大戦下の自由都市ダンツィヒ(現在ポーランド領)がおもな舞台。
彼の周りの人たちが、彼の奇行に翻弄され、
ナチスの侵攻に翻弄される様子が描かれていきます。
奇人の視点で奇妙な世界観を見せつつ、庶民の生活を見せつつ、
戦争の影響も見せつつという感じですが、
いろいろと欲張りすぎて話が散漫になっている気がします。
主人公の彼は適役ですね。
キモい狂気の幼児を良く演じています。レクター博士を彷彿とさせます。
しかし・・・
肌身離さずブリキの太鼓を叩き、奇声を発してはガラスを割る
キモい狂気の幼児でさえモテモテだというのに、お前らと来たら・・・