サトー

ブリキの太鼓のサトーのレビュー・感想・評価

ブリキの太鼓(1979年製作の映画)
3.0
笑えない踊る赤ちゃん人間

ずっと3歳児であり続ける主人公は、愛と性と死を傍観する。起こる出来事を全部他人事にしているからか、どこか冷めていて滑稽じみている。だからこそ起こっていることのギャップがキツイ。

主人公の倫理観が終わってて、それを子供だからしょうがねーだろで全部乗り切ろうとしてる。吐き気を催す邪悪。誰かマジで一回、オスカルをはっ倒した方がいい。

登場人物皆キャラが立ってて良かった。ばあちゃんがカッコいい。
サトー

サトー